日本女性新聞に作品を掲載して頂きました【rikou】
7月になりました!
未だにコロナ禍が落ち着く兆しは見えず、
緊急事態宣言解除の後は徐々に経済との両立を目指す動きが出てきていますね。
そんな中、連日感染者数が増加し、早くも第2波が懸念されています・・・。
さて、私ごとではありますが、
7月1日刊行の日本女性新聞に作品を掲載して頂きました。
作品は以前にこちらでもアップしました、
【試練】
新しい作品を生けようかとも思いましたが、心情的に一番マッチしているのがこの作品でした。
コロナウィルスという人類が一丸となって乗り越えるべき試練があるにも関わらず、人種差別やミサイル実験などが絶えません・・・。
そんなことを憂いながら寄稿させて頂きました。
以下全文です。
コロナウィルスが世界を席巻し始めてから、すでに4ヶ月が経とうとしています。
終息の見通しが経たないまま、国内外で一丸となってこのコロナ禍に立ち向かい、徐々に経済活動との両立を目指す動きが出てきています。
そんな中、身近な所ではいわゆる自粛警察が正義をかざし、電車の中では咳をした人を睨むような陰鬱な雰囲気が漂っており、
また世界では様々な矛盾点が炙り出され、痛ましいニュースを耳にしたりと、時にコロナウィルスより人間の醜さに恐怖を感じることがあります。
多数の死者やリーマンショック以来の経済危機に直面し、いくら大層な武器を構えても微小のウィルスに勝てないことを痛感しています。
そんなことを憂いながら、私は今日も今日とてお花を生けています。
何気ない日常を過ごせることに感謝して。
このコロナ禍が落ち着いた先、沢山の犠牲と引き換えに優しい世界が広がっていることを願って。
一日も早い終息を祈念しております。
【試練】
花材:柚子、薔薇、アイビー
器:ガラス器
生きづらい世の中になってしまいましたが、一日も早く日常が返ってくることを願って・・・
頑張りましょう。
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