【副家元】神戸 ベイシェラトンホテル デモンストレーション
いけばなインターナショナル神戸支部からご依頼いただき、
副家元 大塚理航が年明けに神戸ベイシェラトンホテルにてデモンストレーションを行いました。
ホテルの華やかな会場の中、古流の伝統花”生花”の解説と実演、
そして春の花々を使った大作を生けあげお客様に大変喜んでいただくことができました。
前半は会場に飾られた古流の伝統的なお花である”生花”の5つの型をご紹介。
それぞれの特徴やポイントを解説しました。
その後、”生花”を生ける上で欠かせない植物を曲げる為の様々なテクニックを実演。
それらのテクニックを用いて、竹二重切りという二段になった器に実際に桜を生けあげ、
会場のみなさまに少し早い春をお愉しみいただきました。
続いて黒水盤に春の花木を用いた華やかな”盛花”を2作制作。
続けてその両脇には筒を用いた”瓶花”を2作生け、
高さを出すことで会場を一気に華やかに仕立て上げました。
最後に副家元の十八番である造形的な”現代華”を、
巳年にちなんで赤蔓を編み込んだ蛇型のオブジェを即成で制作し、ステージ真ん中に設置。
最後に会場のみなさまの今年一年のご多幸を祈念しまして、薔薇の花びらを撒いて完成となりました。
最初に生けた”盛花”、”瓶花”と併せ、ステージ全てで1つの作品となるように豪華に生けあげ、会場からは拍手喝采で無事ベイシェラトンホテルでのデモンストレーションを終えることができました。
当日は東京からご覧に来られた方も多く大変充実した遠征となりました。
開催までご尽力くださったスタッフの皆様、会場をお貸しいただいたホテル関係者様、デモをご覧いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。